
ちょうしたのかばやき さんま蒲焼を正直レビュー:想像以上に不味かった理由と改善アレンジ3選
「ちょうしたの かばやき」というさんま蒲焼の缶詰。 昔からあるロングセラーで、スーパーでもよく見かける定番商品だ。 だから当然、「まあ普通に美味しいだろう」と思ってフタを開けたのだが・・・・正直に言うと、想像をかなり下回った。 むしろ、想定していたよりも不味かった。 それも、缶詰という“そのまま食べてOK”が前提の商品でこの味か・・・・という落胆が強い。
さんまの身そのものは柔らかいものの、味付けが妙に薄くて甘さが足りない、後味も悪い。 さらにタレの風味が単調で、食べ進めるほどイヤになってしまう。 「昔ながらの味」と言えば聞こえは良いが、現代の味覚に合わせていない古びた味とも言える。
とはいえ、ただ“ディスって終わり”では建設的ではないし、私も単なるネガティブ野郎ではないので「どうすれば美味しく食べられるのか」という実用性も提案したい。 そこで、ここからは「ちょうしたの かばやき」を少しでも美味しく食べるための簡単アレンジを、家庭で今すぐできるものに絞って紹介する。

なぜ不味く感じたのか? さんま蒲焼缶詰の味を正直に分析

まず、この缶詰が「不味い」と感じる最大の理由は、味付けのバランスだ。 タレの味が微妙すぎて、塩味や生姜のキレがない。 そのため、味にアクセントがなく、口の中で「不味っ!」だけが残ってしまう。
もうひとつは、缶詰特有の風味。 長期保存できるよう加工されているため、さんま本来の脂の香りがややくどく感じられ、まあ人それぞれかもだが。 特に油分に敏感な人ほど、マズイと感じやすいだろう。
とはいえ、この欠点は“アレンジ”で一気に改善できる。 実際、この缶詰は火を入れたり他の食材と合わせたりすると、味の濃さが丁度よくなり、驚くほど食べやすくなるのだ。 そこで、この缶詰を救済するためのアレンジを3つ紹介する。
「ちょうしたの かばやき」を美味しく食べる簡単アレンジ3選
① 卵でとじるだけで劇的に食べやすくなる「さんま蒲焼の卵とじ」
もっともおすすめなのが卵とじ。 タレが卵で中和され、重さが消え去る。 作り方は超簡単で、フライパンに缶詰の中身を開け、弱火で温めながら溶き卵を流し込むだけ。 ふんわり仕上がればご飯の上に乗せて「缶詰丼」になる。
卵と一緒に煮るだけで、タレの味が丸くなり、さんまの脂のくどさも消えるため、かなりバランスが良くなる。 正直、これだけで別物レベルに美味しくなる。
② ネギと七味を加えて香りと辛味で調整「簡易・居酒屋風おつまみ」
次は、薬味を追加して味のキレを作るのが有効。 特に、刻みネギ+七味唐辛子の組み合わせは鉄板だ。 甘辛い味付けのアクセントになり、香りの立ち方も良くなる。
加熱する必要もなく、缶詰を開けて盛り付けるだけなので、手間ゼロ。 晩酌のつまみとしてはこれが一番向いている。
③ ほくほくのジャガイモと合わせて「さんま蒲焼ポテト」
ジャガイモの素朴な甘さは、濃い味のさんま蒲焼と相性抜群。 レンチンしたジャガイモを潰して、缶詰のさんまを混ぜ合わせるだけで、ボリュームのあるおかずになる。
タレの味が均等に馴染むため、食べた時の甘さが適度に薄まり、缶詰の“臭さ”、というか魚の臭さも感じにくい。 副菜としても、つまみとしても万能。

田原缶詰 さんま蒲焼(ちょうしブランド) EO缶 100g×6個
まとめ:そのまま食べるとイマイチだが、アレンジすれば一気に化ける
「ちょうしたの かばやき」は、正直そのまま食べると物足りなさや、へんな感じの重さが気になる缶詰だ。 しかし、ちょっとした工夫を加えるだけで別物のように食べやすくなる。 卵、薬味、ジャガイモといった家庭に常備されがちな素材で十分改善できるのもありがたい。
缶詰の魅力は「手軽さ」と「保存性」。 そして、アレンジ次第で味の伸びしろが広いことも大きなメリットだ。 もしあなたも「ちょうしたの かばやき」を購入して「微妙だな・・・」と感じた、まだ買ってはあるけど食べてないなら、今回紹介したアレンジを試してみてほしい。 きっと、缶詰の印象がガラッと変わるはずだ。
今後も缶詰レビューやアレンジ記事を発信していくので、気になる商品があればぜひ試しながら参考にしてほしい。
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![]() マルハ さんま蒲焼 100g 6缶パック |























