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なぜ『超限戦 21世紀の「新しい戦争」』を今、読むべきか?

著者二人はこんな肩書だ!

喬良
空軍少将。中国人民解放軍国防大学教授。

王湘穂
退役空軍大佐。北京航空・宇宙航空大学教授。


 

アメリカと中国の衝突を心配しているあなたにこそ、『超限戦 21世紀の「新しい戦争」』を読んでほしい。この本は、現代の戦争がどのように変化し、私たちの生活にどんな影響を与えるのかを解き明かす。単なる軍事戦略書ではなく、経済・情報戦争を含めた「見えない戦争」の全貌を知ることができる一冊だからです。

超限戦』は、中国人民解放軍の軍人によって書かれた戦略論であり、伝統的な戦争の概念を超えた新しい戦争の形を提示している。従来の戦争とは異なり、武力行使だけでなく、経済制裁、サイバー攻撃情報操作、金融政策など、あらゆる手段が国家間の対立に利用されていることを示している。米中関係が緊張する中で、私たちはこの新しい戦争の実態を理解し、世界の動きを見極める必要がある。

例えば、米中貿易摩擦や半導体規制、TikTokの禁止措置などを見れば、単なる経済競争ではなく、「超限戦」の一環であることがわかる。武力を伴わない戦争がすでに始まっており、国家の命運だけでなく、私たち日本人の生活やビジネスにも影響を与えている。

また、サイバー戦争の分野では、中国とアメリカの攻防が激化しており、企業や個人情報が戦争の武器として使われる時代になっている。このような新しい戦争の形を理解することで、私たちは情報に流されることなく、冷静な判断を下すことができるようになります。

アメリカと中国の対立が激化する中、私たちは何が起こっているのかを正しく理解する必要がある。『超限戦』を読むことで、国家戦略の裏側や、日常に潜む「見えない戦争」の影響を知ることができる。この本は、時代の流れを読み解く鍵となる一冊であることに疑う余地はない。今だからこそ、この本を手に取り、世界の真実を知るべきだ。

超限戦 21世紀の「新しい戦争」 (角川新書)

軍事と非軍事――境界を曖昧にする手法が21世紀の「戦争の形」である

超限戦とはは「戦争と非戦争」、「軍事と非軍事」という全く別の世界の間に横たわっていたすべての境界が打ち破られる在り方。本書刊行後の2014年にはロシアの新軍事ドクトリンにこの内容に近いものが提示され、世界各国はこれを「ハイブリッド戦」と呼ぶようになったのです。令和2年8月に刊行された『令和2年版 日本の防衛 防衛白書』にも「ハイブリッド戦」が表記されました。本書で提示される「非軍事の戦争行動」は以下のようなものがあります。

・貿易戦(国内貿易用の国際運用や関税障壁の恣意的な設定と破棄等)
・金融戦(非国家組織が非軍事手段を用いて主権国家に仕掛ける非武力戦争)
・新テロ戦(伝統的なテロに比べて規模が大きい)
・生態戦(遠くない将来、「エルニーニョ」「ラニーニャ」現象が人工的に作られる)

ほかにも密輸戦(経済秩序に打撃)、メディア戦(他国の世論を誘導)、麻薬戦、ハッカー戦、技術戦(標準を作って特許を独占)、資源戦、経済援助戦(恩恵を施してコントロール下に置く)、文化戦(異分子を同化させる)……。戦争の姿はかつてとは大きく変わったのです。

【目次】
第1部 新戦争論
第一章 いつも先行するのは兵器革命
第二章 戦争の顔がぼやけてしまった
第三章 教典に背く教典
第四章 アメリカ人は象のどこを触ったのか

第2部 新戦法論
第五章 戦争ギャンブルの新たな見方
第六章 勝利の方法を見出す――側面から剣を差す
第七章 すべてはただ一つに帰する――超限の組み合わせ
第八章 必要な原則


出典:amazon.co.jp

 



超限戦 21世紀の「新しい戦争」 (角川新書)
 


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