富嶽とは

富嶽(上):幻の超大型米本土爆撃機
富嶽とは、
大東亜戦争末期に中島飛行機が計画の超大型爆撃機。
完成に至らず、幻の超大型爆撃機と
富嶽は呼ばれています。
正式名称:中島 G10N「富嶽」。
用途想定:日本本土から米本土まで
無着陸で往復し、爆撃や
偵察を行う長距離戦略爆撃機。
性能計画:全長約45m、全幅約65m、
航続距離はおよそ19,000Km
(計画値)
開発経緯:戦局悪化のため機体は図面止まり。
エンジンは少なくとも試作、
試験段階までは進んでいた。
(目標出力には達していないが)
エンジンについて。
中島製「HA-54」(海軍呼称:A.X24)と
いう36気筒・空冷二重星型エンジンを計画。
排気量:85リットル級
出力目標:(公称)5,000馬力
36気筒:18気筒エンジンを背中合わせに結合
改めて爆撃機「富嶽」について考えると凄まじいですね。
真珠湾攻撃前か攻撃後すぐにでも開発に着手していれば・・・と、
敗戦の日、8月15日だからこそ、より強く思う。
![]() 富嶽(上):幻の超大型米本土爆撃機 |
![]() 富嶽(下):幻の超大型米本土爆撃機 |
こちらも 富嶽 です