
九十歳。何がめでたい(増補版)|映画化で再び話題!笑いと感動の人生エッセイ
90歳を迎えてもなお、毒舌とユーモアで日本中を笑わせた作家・佐藤愛子さん。その代表作『九十歳。何がめでたい(増補版)』が、映画化決定をきっかけに再び注目を集めています。
本書は、2017年に年間ベストセラー総合第1位(日販・トーハン調べ)を獲得したエッセイ集『九十歳。何がめでたい』に、新たな書き下ろしや貴重な記者会見の模様、そして瀬戸内寂聴さんの解説を加えた“決定版”とも言える一冊です。

増補版 九十歳。何がめでたい (小学館文庫)
映画化でふたたび脚光を浴びる、痛快な“90歳のリアル”

映画『九十歳。何がめでたい』の公開をきっかけに、再びこの本が注目されています。主演は草笛光子さん。90歳を迎えた作家・佐藤愛子をリアルに、ユーモラスに演じ、その姿に「こんなふうに歳を取りたい」と多くの観客が共感しました。
原作となる本書には、年齢や世代を超えて共感できる“人生の本音”が詰まっています。社会への皮肉、老いの現実、そして何より「それでも笑って生きてやる」という前向きさ。まさに、読むだけで肩の力が抜ける“人生の応援歌”のような一冊です。
世代を超えて笑って泣ける!著名人も絶賛する面白さ
『九十歳。何がめでたい』の面白さは、単なる毒舌や自虐ではありません。人生を達観した人間だけが放てる、温かくも鋭い「ツッコミ」が魅力なのです。
テレビキャスターの安藤優子さんは、「とにかく痛快でした。言いたいことを言って、縦横無尽に切りまくる。でも不思議なくらい温かい」と絶賛。作家の辻村深月さんも「読み終えて思わず、『九十歳、それでもやっぱりおめでたい』と思った」とコメントしています。
また、瀬戸内寂聴さんは解説の中で「ユーモアがあって、笑わせますよね。全28編それぞれに必ず1回か2回は笑ってしまう」と語り、故・桂歌丸師匠は「この本は年寄りの教科書。角張った生き様が老いを考える上での指針になる」と評しました。
このように各界の著名人がこぞって推薦するほど、“読む人を元気にする力”を持つ本なのです。
人生をユーモアで包む、佐藤愛子の言葉力

増補版 九十歳。何がめでたい (小学館文庫)
本書で描かれるのは、決して特別な成功談ではありません。むしろ、老いに対する怒りや世間への皮肉が中心です。しかしその語り口には、不思議と爽快さと温もりが同居しています。
「怒り」を笑いに変える魔法
たとえば、老化の愚痴を堂々と綴りながらも、最後には「それでも笑うしかないじゃないか」と笑い飛ばす。読者は自分の悩みを重ねながら、「この人のように歳を取れたらいい」と感じずにはいられません。
“めでたい”の意味を問い直す
タイトルの「何がめでたい?」という疑問は、実は人生そのものへの挑発でもあります。歳を重ねることをネガティブにとらえがちな現代に、「老いもまた人生の一部として祝うべきだ」という佐藤さんのメッセージが込められています。
そして、文庫版で新たに加筆された「怒濤狂瀾の日々」では、ベストセラー作家になった後の騒がしい毎日を、ユーモラスに語っています。旭日小綬章を受章した際の“爆笑記者会見”エピソードも必読です。
プレゼントにも最適。笑って生きる力をくれる一冊
この本は、自分で読むだけでなく、贈り物としても喜ばれる一冊です。敬老の日、誕生日、母の日、退職祝いなど、「これからの人生も笑って生きてね」と伝えたい相手にぴったり。
世代を超えて笑える内容だからこそ、小学生から高齢者まで幅広く読まれています。「90歳でもこんなに元気!」という事実が、多くの人の心に希望を与えるのです。
まとめ:人生の“めでたさ”は、自分で決めていい
『九十歳。何がめでたい(増補版)』は、老いを恐れるすべての人に、「まだまだ笑って生きよう」と教えてくれる本です。90歳を超えてもなお筆を取り、笑いながら社会を切る・・・・・その姿にこそ、“めでたい”の真意があります。
「年を取る=終わり」ではなく、「年を取る=人生をもう一度味わう」。佐藤愛子さんの言葉には、そんな新しい価値観が詰まっています。映画を観た人も、これから観る人も、ぜひ原作を手に取ってみてください。きっと、あなたの中の“人生観”が少しだけ軽く、明るくなるはずです。

増補版 九十歳。何がめでたい (小学館文庫)























