
見どころ1:素顔に近い距離感
本作は、ページをめくるほどに距離が近づいていくように感じられます。とくに、自然光の下で微笑む表情は、演じられたものではなく、心の中にある等身大の姿がそのまま写し取られたようです。
飾りすぎない透明感、柔らかい光の粒。写真集というより、ひとつの物語を覗き込んでいるような感覚に包まれます。
見どころ2:大胆さと可愛らしさのバランス
「ひめかわいい。」というタイトルから、可愛さだけを想像する人もいるかもしれません。しかし実際の内容は、可愛さと大人びた一面の両立が心地よい緊張感をつくっています。
砂浜での爽やかなショット、柔らかい布越しに見えるシルエット、視線をはずして少し照れた瞬間。どれも違った魅力を持っていて、ひとつの側面だけで語りきれない深さがあります。
見どころ3:空気まで伝わるロケーション
本作を象徴するのは、空気感の豊かさです。海辺で揺れる光、風に揺れる髪、静かに佇む横顔。写真に音や匂いがあるとしたら、それはきっとこんな感覚だと思わせてくれるシーンが続きます。
ページを閉じる頃には、まるで短い旅に出ていたかのような余韻が残ります。写真集でこういった体験ができるのは、簡単なことではありません。それは、彼女自身の魅力と、撮影チームの温度が同じ方向を向いていたからだと感じました。
刺さったカットの雰囲気
私が特に印象に残ったのは、横顔です。感情を語らなくても伝わってくる「想いの強さ」が、画面の奥に確かに存在していました。
あの1枚をただ眺めているだけで、どこか胸を締めつけられるような、でも優しい気持ちになる。そんな体験でした。
こんな人におすすめです
■ 透明感のある写真が好きな方
■ 無邪気さと艶っぽさ、その両方を楽しみたい方
■ 眺めているだけで心が整うような一冊を探している方
■ 「余白の美しさ」を大切にできる人
まとめ
新谷姫加さんの魅力が、言葉より先に感情として届く写真集です。静かで美しい瞬間がぎゅっと詰まっていて、何度でも開きたくなります。
可愛さだけではなく、しなやかな強さや女性としての深さ。そこに触れたとき、タイトルの意味が自然と胸の中に落ち着きます。
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可愛さと大人の色香、そのどちらも同時に味わえる写真集はそう多くありません。
ページをめくるたび、心がふっと温かくなり、気持ちが前向きになります。
“大切に眺めたい一冊”を手元に置くと、日常の景色まで少し優しく変わります。
今こそ、自分の感性を満たす時間を。


























