英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!
奥村美里
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英会話は言い換えが9割。
直訳しようとするから話せない!
世界トップコーチの同時通訳を2年間務めた著者が、
英会話上達の裏技を公開。英語がうまい人=言い換え力が高い人
私は通訳ですが、英語辞書の端から端まで
知っていますか?
と言われると全然そんなことはありません。
でも、スピーカーの言うことは全部訳せますし、
自分の言いたいことも全部表現できます。なぜそんなことが可能なのか……
これはずべて言い換え力が高いということにほかなりません。
言い換え力とは、言いたいことを簡単な日本語にして
それをすでに頭の中に入っている英単語に瞬時に言い換える力。これが英語ペラペラのカギなのです。
この「言い換え力」が高くなればなるほど、
自分の知っている単語だけで言いたいことを
英語で表現できるようになります。私たちは日本語のネイティブスピーカーなので、
当たり前ですが、英単語よりも日本語の単語のほうが
はるかに多く知っています。そのため、「ほっぺたが落ちるような」とか
「千秋楽」など日本語独特の表現や、こなれた表現を
自然に使ってしまいます。たとえば、
「思春期の子どもは難しいね。」
思春期という言葉は日本語的なこなれた言葉です。思春期の意味を考えると、通常は十代の時期のことをさします。
そこで、思春期 → 十代 → ティーンエージャー と言い換えます。
Teenagers are difficult.(十代の子は難しいね)
と言い換えることができました。本書には、このような日本語ならではのこなれた表現を
どうやって英語に言い換えるか、言い換えの練習が
できるような例文を多数収録しています。
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